もはや南蛮ではない

学食でお昼をいただいたある日のこと。
さんざ悩んで「鳥南蛮丼 ソースが選べます」なるものをチョイス。
味噌とタルタルとその両方と,3種類から選べます,といわれて名古屋人らしく条件反射的に「味噌で!」と元気に答えたのですが,食べながらふと我に返る。
口は美味しくいただいているのだけれど,脳みそのどっかと~~くのほうで,「食べたいと思ったものとちゃうやん!」という突っ込みが入っている。

南蛮って,トンガラシ入りの甘酢に揚げ物を浸したもの,玉ねぎや人参なんかも一緒にマリネ,ってなもんだったような…。
これは,単にから揚げの味噌掛け丼。
いや,もしかしたら,甘酢に漬けてあるのか?と用心深く鳥からをかじってみるも,さくっとしたから揚げwithout甘酢。

頭の中は,アジの南蛮漬け鶏肉バージョンだったものだから,もにょっとした気持ちでいただき終わりました。美味しかったのですがね。

そういえば,マーボ豆腐丼の時も,あまりのひき肉のなさと辛味のなさに,もにょっとした気持ちになったのでした。
次は何食べよう。ちょっと楽しみ。