10/26 FBこころとは2

■愛とは何なのか,永遠の疑問である。(中略) 恋人から「愛している」と言われても,あまりうれしさを感じないし,「私も」とは容易に答えられない。
⇒答えるのが礼儀です。おはようといわれて,「いや,もうすぐ昼だけど…」と思いながらおはようと返すのとおなじです。…というのは冗談として(あながち冗談とも思っていない自分がいますが…),自己のどのような状態(身体的,精神的)に「愛している」というラベルを貼るのかは,個々人によって違うでしょう。他の人よりちょっと好き,程度でも愛しているという人もいるでしょうし,その人のためなら死ねると思いつつ,そういう人もいるでしょう。肝心なのは,「愛している」ということで相手に安心感や幸福感が与えられるとして,それをあなたがその相手に与えてあげたいかどうか,という点です。そうしてあげてもよい,と思うのであれば,その「愛している」が何を内包していようと,どれだけ不確かであろうと,他の人とどれだけ意味合いが違おうと「愛している」と言えばよいと私は思っています。所詮,愛は移ろいやすいものです。定義自体も個人間で驚くほど違う言葉です。

■頭の中を整理したくてウィキペディアで調べてみたところ…
⇒最終レポートで,コピペしたりしなければ,考えるきっかけとして利用するのは結構です。ただ,鵜呑みにしてはいけません。自分でもいろいろな本を調べ,読み,考えましょう。

■自殺したい人を止めることは無理と聞いてショックでした。
⇒止めようと努力することを否定はしません。ただ,その人が本気で死のうと決めたら,他人には止められないことがままあります。自分の好意や善意を過信してはいけません。プロ(精神科医やカウンセラー)に任せましょう。それは見捨てるということではなく,「見守る」ということです。


感情(情動)についての回でした。
受講生の皆さんの,いろんな情動を喚起したようです。
その2へ続きます。