手帳 流浪

私と違って準備のよい家人は、消費税が上がる前に来年の手帳を入手したと自慢げであった。

ちょっと悔しい。

そもそも私は年度で更新するので、9月なんかにはほぼ買えないのだけれど、悔しい。

そういえば、駆け込みでiPadProを購入したよなー、ApplePencilも買ったよなー、手帳にならないかなーとなんとはなしにwebの海を放浪。すると、Planner for iPadという無料アプリが激推しされていて、まぁ、無料なら…と導入。

これが、想像上に素晴らしく、ちょっと最近ワクワクしている。

実は、紙の手帳は毎年毎年さんざ時間を使って山ほど比較検討し、ほぼ日から能率、ファンシー手帳や無印、フランクリン、handsオリジナルまでほぼほぼお試ししまくり、年によっては1ヶ月で気に入らず買い替えなどというおバカなこともしてきた。でも100%満足するものがない。文具好きの宿命ですね。

長らくバーティカル派だったのだけど、進展する一方のローガンに耐えうる手帳サイズはA5が最小と頑なに決めているため、重すぎていけない。そんなこんなで、いっそ電子化…と今まで何度も思ったは思ったが、手書きの魅力にはどうしても抗えなかった。ので、毎年ジプシー(結局この数年は消去法でhandsオリジナルだったけど)。

あぁ、今年も…いっそ手帳辞めちゃおうかなぁなどともちょっと思ったりしてもいた。

それがなんか、いい感じにおさまりそう!

私の手帳に求める要件は以下の通り。

1)家族でGoogleカレンダーを共有しているので、それと同期したい。今までは書き写してた。そして間違える…。一方で手書きの内容はGoogleカレンダーに同期したくない。

2)月間と週間が欲しい。レフトでもバーティカルでもどっちでもいい。

3)プロジェクトごとに工程を俯瞰したいから、できればガントチャートも。

4)手書きもしたいけど、ルーティンはコピペしたい。

5)路線図とか元号西暦対応表とか、いわゆる手帳のおまけはいらない。

6)付箋で管理したい情報がある。

7)手帳とリンクできるならノートがあってもいいかも。

8)重いの嫌だ。

 

導入したアプリは、3と7には未対応だけれど、他はほぼクリア!キーボード入力と手書き内容の検索は、追っ手の開発みたい。こんなふうに開発もユーザーのコメントに応じて検討してくれる丁寧さ!!すごい。しかも、希望があっても、やらないものはやらないリストで明示してくれるので、スッキリはっきり。これで無料って何。開発が一通り終わって、完成版になったら課金アプリになっちゃうかもしれないけど(今でも手帳をクラウドにバックアップさせる場合には月々課金)、それもしょうがない!と思える作りの良さ。

今のところ、大変気に入っています。