9/28 FBこころとは2

遅くなりました。
先週のこころとは2へのフィードバックです。

こころとは?


■大学時代を実りあるものにするにはどういった工夫が必要ですか?
⇒まず第一に,興味の幅を限定しない。でいて,興味のあることはとことんのめり込む。両方できるのは学生の時だけでした(遠い目)。
次に,お金のためだけにするバイトは,可能な範囲で抑える。どうしても家庭経済的に必要なら仕方ありませんが。

簡単なところから,硬軟取り混ぜて「本」を半年で100冊(できれば3か月)読んでみることから始めてはどうでしょう?
さらに,人と会いましょう。遊びでも勉強会でも。誘われるのを待っていたら,誘われない,という人は,自分でそういう場を企画してもよいかもしれませんね。

■人間は刺激によって動いているだけでこころなんてない,というTVを見たが,そうは思わない。悲しくて涙が出るのは,心があるからだ。
⇒ジェームズ・ランゲ説を調べてみよう。

■理論的でないこと全般を処理する際に重要なのが心。「考える」という時点でそもそも理論的。
⇒残念ながら,人間は全然理論的に物事を考えられません。4枚カード問題とうい単語でネット検索してみると,どういう意味で私がこう書いたか,ちょっとわかるかもしれません。

■こころは秩序があったりするようなものではなく…
⇒秩序がない(ルールがない)のであれば,他人とは絶対に分かり合えず,他人の行動やこころの動きを推測できないということになります。それはあり得ないというのが私の立場です。

■臓器移植で性格が変わったという例があるらしい。だからこころは全身にある?
⇒自分の考えの論拠として,何を用いるのかは重要です。科学的に考えることがこの授業の大事なポイントなので,「臓器移植で性格が変わる」というのが本当に「科学的に」確かなのか,それを踏まえたうえで論拠にしましょう。噂話や都市伝説を論拠にしては,トンデモ話になってしまいます。


さて,今期はどれくらいFB(ふぇーすぶっくではない。フィードバック)できますか…。