と書かれて,はなむけと読める子がわがゼミ生に何人いるであろうか…とかちょっと思ったことは脇に置いておく。

今日は本学の卒業式。
ハリーポッターさながらのガウンを教員陣はまとい,卒業生ももうちょっと軽めのガウン・角帽で臨む,かなりありがたい感じの卒業式。赴任した最初はびっくりした。自分の角帽の似合わなさにも。

さて,式典前に何人かはわざわざあいさつに来てくれた。
あらためて卒業おめでとう。
巣立った元のことなどこれっぽっちも思い出さないような私なので,「また遊びにおいで」とかはあまり言わない。古巣に戻りたいとか会いたいとか思うときは,大抵今の居場所が心地よくないときだったから,自分のそんな偏った経験だけをもとに,「ゼミが懐かしいなぁ…」なんて思わずにすむ今後の活躍を期待しています。

でも死にたくなるくらい行き詰ったときは,藁程度の働きができるように頑張るので,恐れず研究室を訪ねてもらいたいものです。

ともあれ,みなさんの今後に,幸多からんことを!!