祈る

遅ればせながら,今回の大地震で被災された方々へ,心よりお見舞い申し上げます。

被災され,避難生活を余儀なくされている方々の窮状や,家族を亡くした方々の慟哭をTVでみるたび,涙がこみ上げてくる。
原発の報道を見るたびに,そこで必死に取り組んでいる人たち,その家族の心情,幼いわが子への被爆を心配する住民の心情を思い,胸のつぶれる思いがする。

自分に何ができるのか。何をすべきか。
ずっと問うている。
情けないことに,判らない。
募金をすることは簡単にできる(多額は無理だけど)。

それ以外。何ができるだろうか。
この国のエネルギー政策について,興味を持ったことがあっただろうか。この国の防災体制について,危機感を持ったことがあっただろうか。

先の阪神・淡路大震災のときは,大変だ!とは思ったものの,では自分はどうすべきかとまでは考え切れなかった。

子どもを持って,確実に危機への感度は上がっているように思っていたが,まだまだだったことに今気が付いている。