ちょっと切れてる

とある事由があって,肺のレントゲン写真を撮りに行った。
家から一番近い,高齢者用施設に併設されている病院で,一般の
人が受診してもいいのだけど,常に午前中しかやっていないという,
なんだかお大尽なカンジの病院へ,「近い」という理由だけで
行ってみた。
で,通常そんなところで健診をする人はあまりいないらしく,
検査着もないので,着衣のまま(金属系は外して)撮影をして
もらうことに。まぁ,それはいい。ガラガラなので,検査もさく
さく進むし。
よくないのは,そのときの院長とのやり取り。

人生うん十年,この身長になってからもうん十年,今まで
何回かレントゲン撮影は受けたけれど,
「背が高いから,肺,全部映ってるかなぁ」
という耳を疑う一言を,今日はじめて聞いた。

確かに私の身長は,女性の平均身長よりも15センチも高い
けど,男性の平均身長程度なので,天井につかえるとか,
ギネスブックに載るとか,そんなサイズではない。
男性の受診者がきたらどうすんのよ,と心の中でつぶやいて
みるが,きっと,検査が必要なほど酷い人は来ないのね。
さすが高齢者向け施設(併設の病院)。

実際出来上がった写真は,ぎりっぎりでした。
ちょっと上が切れてるカンジはあるものの,まぁ,なんとか。
っちゅうか,下が映りすぎ。これは私の背の問題ではなく,
セッティングの問題では??
それとも,やはり背の低いご老人しか来ないから,撮影機の
方を通常よりも低く固定してあるのかな??

で,ここで自分の行く末が心配に。
後うん十年したら私も高齢者の仲間入り。
こういった「病院も併設されてますよ」的施設に入っている
かもしれない。どうせ入るなら,そういう施設がいいよね。
なのに,ばぁさんでかすぎてうちの診療所じゃ検査できないよ,
って言われたら………。
普通のおばあさんなら調整なしでいけるのに,まぁめんどくさい
わ,とか言われたら…。

あぁ。どうなるワタシ。